『デザインの話を聞こう-対話と実験―』ゲスト:UMA/design farm代表 原田祐馬

開催概要

●日時:2020年2月12日(水)
17:30~19:00(受付17:00開始)

●会場:ほんぽーと(新潟市立中央図書館 )多目的ホール
新潟市中央区明石2丁目1−10 /新潟駅より徒歩約10分

●参加費:500円

ゲスト

●原田 祐馬(はらだ ゆうま)  UMA/design farm 代表 / アートディレクター・ デザイナー

1979年大阪生まれ。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「共に考え、共につくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。グッドデザイン金賞(2016年度)、第51回日本サインデザイン賞最優秀賞(2017年度)など国内外で受賞多数。京都造形芸術大学空間演出デザイン学科客員教授。愛犬の名前はワカメ。

開催にあたって

「デザイン」といっても意味は広く、いろいろな使われ方をしています。そして、コンピューターやインターネットのおかげで、デザインは身近なものになり、楽しい、かっこいい、素敵な、いろいろなデザインを見たり知ることができ、短い時間でも色や形をきれいに作ることができるようになりました。

ドキッとするようなデザインは素敵ですね。
地域に根差した活動も有意義ですね。
商売繁盛につながるデザインも喜ばれます。
かわいいデザインは、欲しくなりますよね。

そんなデザインの専門家が「デザイナー」だったりグラフィックデザイナー、アートディレクターと呼ばれるような人たちです。
その中でも、魅力的な取り組みや、デザイン活動をしている人には、どんな特徴があるのでしょう。ぼくは、そういうことがちょっと気になります。
どこで、だれと、どんなふうに 活動し、何を考えるのか。
そんな話を生で聞き、刺激を受け新潟のデザイン活動が少しでも奥行きがあるものになればと思っています。
単純に、グラフィックデザイン周辺のことが好きな人の話を聞くのが好きなわけではありますが。

NEWGATE 代表 迫一成

初めて原田さんのお話を聞いたのは19年秋。特に印象に残ったエピソードは「団子」のお話でした。お土産用の団子のパッケージを考えるなかで、そもそもタレが美味しくないのでは?!という点に着目。そこから団子屋さんとの度重なる試作の日々が始まります…。「対話と実験」をモットーにする原田さんのデザインとは。ときには笑いを交えながらの明るい雰囲気が、デザインにも表れているんだな~と感じられると思います。ぜひお越しください。

渡辺

司会

迫 一成(さこ かずなり)
NEWGATE 代表
福岡県生まれ。hickory03travelersを運営し、イラスト、グラフィックデザイン、商品開発、グッズ制作、印刷物、デザインと社会を結ぶ企画・開催、空間デザイン商店街を楽しむ活動など、幅広く活動中。グッドデザイン賞2015受賞。上古町商店街副理事長。長岡造形大学非常勤講師。

お申込み

こちらのフォームもしくは下記連絡先へお申込みください

NEWGATE事務局

〒951-8063
新潟市中央区古町通3番町556
TEL:025-201-8427
MAIL:newgate2020design@gmail.com
担当:渡辺

助成:
アーツカウンシル新潟
((公財)新潟市芸術文化振興財団)
「文化芸術基盤整備促進支援事業」

『デザインの話を聞こう-産地のデザイナー-』ゲスト:TSUGI代表 新山直広 レポート

開催概要

●日時:2019年12月11日(水)
18:00~19:30(受付17:45開始)
●会場:クロスパルにいがた(生涯学習センター)402
新潟市中央区礎町通2086

大阪・吹田市で生まれ育った新山さん。ニュータウンという土地柄、「地域コミュニティ」の無い環境だったそうです。今では産地のデザイナーとしてまちづくりにも取り組んでいますが、そのきっかけは建物や空間に興味があり、さらに同じ大阪出身の建築家・安藤忠雄の本を読んだことから建築を志すことになります。

福井との出会いは大学4年生のときに参加した学生プロジェクト「河和田アートキャンプ」では140名もの学生を取りまとめ、卒業後に事務局として働くのを機に移住。いま、新山さんが自らを「インタウンデザイナー」(=その地域の資源を活かしてあるべき姿を導く人)と称して活動するに至るのは、鯖江の土地で様々なチャレンジと失敗を繰り返してきたなかで生まれた役割だということがわかりました。

この日の一番のメッセージは、「熱量がすべて」であるということ。熱意をもって取り組む、伝える。それが伝播する。どんな地域でも、どんな仕事でも当てはまる言葉をいただきました。

鯖江・河和田を訪れるとそんな新山さんから伝播した明るさをきっと感じられると思います。お近くにお出かけの際はぜひSAVA!STORETOURISTOREに立ち寄ってみてください。

ゲスト

●新山 直広(にいやま なおひろ)  TSUGI 代表 /デザインディレクター

1985年大阪生まれ。京都精華大学デザイン学科建築分野卒業。2009年福井県鯖江市に移住し、鯖江市役所を経て2015年TSUGI llc.を設立。地域に特化したインタウンデザイナーとして通常のデザインワークだけではなく、眼鏡素材を転用したアクセサリーブランド「Sur」、福井の産品を扱う行商型ショップ「SAVA!STORE」、産業観光イベント「RENEW」の運営など、領域を横断しながら創造的な産地づくりを行っている。2019年4月には福井のものづくりとデザインを体感できる小さな複合施設「TOURISTORE」を鯖江市内にオープン。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員


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NEWGATE事務局

〒951-8063
新潟市中央区古町通3番町556
TEL:025-201-8427
MAIL:newgate2020design@gmail.com
担当:渡辺

助成:
アーツカウンシル新潟
((公財)新潟市芸術文化振興財団)
「文化芸術基盤整備促進支援事業」