『デザインの話を聞こう』講師:古屋貴広 レポート

開催概要

●日時:2019年9月19日(木)
18:00~19:30(受付17:45開始)
●会場:クロスパルにいがた(生涯学習センター)402
新潟市中央区礎町通2086

今回はアートディレクターの古屋貴広さんをお迎えして、デザイナーとしてこれまでどのように取り組まれてきたか、会社経営について、日々考えていること、などざっくばらんにお聞きしました。

good design companyに入りたての新人の頃、先輩の溜まったごみを捨てたり、書棚を高さ順にひたすら整理する日々。そんな時も自分の役割やできること、それをやることで得られることを意識しながらの毎日で、それほど苦ではなかったとのこと。

デザイナーとして独立したときのお話に出てきた、
「どんな仕事でも依頼が来た時点でとにかくテンションが上がる!」
という言葉から、「今の自分」を最大限にフル活用することとそれをとにかく楽しんでいる様子をビシビシと感じました。

たくさんの新しい経験、人生を変えるような数々の出会いも、「たまたまです」と笑顔で話す古屋さんに、その明るさとフットワークの軽さがたくさんのものを惹きつけているような気がしました。

また、司会の迫とともに長岡造形大学の講師も務めることから、大学での学生の様子や現状についての話など、夜遅くまで続いた懇親会も含めてたくさんのお話を聞かせていただきました。

「デザインのトーク」というと、だいたいはデザインのテクニック、ヒントとしていること、事例についての説明、などを思い浮かべることが多いと思います。ですが、私たちは少し違った角度でデザインについてみなさんと考えてみたいと活動していて、まさに今回はそんな会になった気がしています。


次回開催も準備中です。また決まりましたらお知らせしますので、ぜひご参加ください。

講師

●古屋 貴広(ふるや たかひろ)  株式会社ワークバンド 代表

宮城県出身。アートディレクター。長岡造形大学非常勤講師。
2004年多摩美術大学デザイン学科卒業。大学卒業後 good design company 入社。2009年に退社後、フリーランスのデザイナーを経て、株式会社ワークバンドを設立。キャンペーン広告展開や地方自治体の複合施設/展覧会のグラフィック、企業のCI、店舗・内装、SPツール、商品パッケージ、ウェブサイト、エディトリアルなど、幅広く手がける。

皆さんの感想

  • 率直にワクワクしました。自分で仕事を切り開いていくお話。あと身の回りのあらゆるもの・ことからインプットすること。どちらも実践してみようと思いました。
  • とても楽しく参加して良かったです!また次回も参加したいです!
  • 古屋高広さんの話しを聞いて 日常的に見たものに疑問を持ち 常に理由を考えて感覚を鍛えていく という事は自分もやってみようと思いました。 仕事を待つのではなく、自分から仕掛けていくやり方も、どう鍛えるかの話しも質問コーナーでのテコンドーの話しにも繋がっているのが すごく面白かったです。
  • デザイナーとしてというよりは、経営や生き方、人とのつながりの大事さの話を聞けたからとても有意義な時間で、刺激になった。共感できるところが多く、聞いていて楽しかった。

(一部抜粋)

迫 一成(さこ かずなり)
NEWGATE 代表
福岡県生まれ。hickory03travelersを運営し、イラスト、グラフィックデザイン、商品開発、グッズ制作、印刷物、デザインと社会を結ぶ企画・開催、空間デザイン商店街を楽しむ活動など、幅広く活動中。グッドデザイン賞2015受賞。上古町商店街副理事長。長岡造形大学非常勤講師。

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助成:
アーツカウンシル新潟
((公財)新潟市芸術文化振興財団)
「文化芸術基盤整備促進支援事業」